匿名性に重きを置いた暗号通貨の一つです。IPSUMMERCOIN 2.0からリブランドされて作成されています。
名称 | NAV Coin(ナブコイン) |
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承認システム | Proof of Stake(PoS) |
採掘アルゴリズム | RSAに基づくオリジナル |
承認間隔 | 約30分 |
PoS報酬 | 年5% |
PoS開始量 | 50,000,000 NAV |
公開日 | 2014/06/02 |
匿名性に重きをおいた暗号通貨の一つです。Bitcoinを基にしていますが、PoSなど大きな変更が加えられています。 Zcashでは保護されていなかったIPすらも切り離した取引が可能です。Segwitも有効済みです。
他の匿名系のコインとしては「Monero/ByteCoin」や「ZCash」がありますが、 これらは背後に多くの研究を持たない新しいアルゴリズムを用いています。 もしそこに何かの欠陥があればトランザクションの履歴は露呈するかもしれません。 一方Nav Coinでは広く使用されているRSAというアルゴリズムを使用しているため、そのようなリスクを避けることが出来ます。
「NavTech」と呼ばれる技術によって送信者と受信者の間のリンクや関係を切り、匿名性を高めています。 ここではサブチェーンと呼ばれるもう一本のブロックチェーンを利用しています。
PoSを採用しているためNAVベースで年間5%の利益を得ることが出来ます。ただし、値動き次第では円建てで損をする可能性もあります。
2017年9月現在、時価総額はおよそ80位、値段は日本円にしておよそ100円とトップ争いからは少し離れた位置にいます。 しかし2017年の9月初めには大きく値を上げており、ここから期待することが出来るかもしれません。
ただし、一般論ですがPoSの通貨は値上がりがしづらい傾向にあります。 個人的にその理由として予想されるのは、ひとつは持っているだけで増えるため使われる量が減ること。 もうひとつは、マイニングをする層の選択肢に入らないため露出の機会が失われることです。 勿論、NEMのようにPoSでも時価総額上位の通貨もあります。
IPすら切り離した取引は、他にはない特徴で一般ユーザーが使う際には重宝するものでしょう。 また、暗号化アルゴリズムも定番のものを使っているためバグなどは十分検証されており比較的安全と言えます。
匿名性と安定性を両立するNAV Coin。PoS通貨をお探しの方は候補に入れてみてはいかがでしょうか。