様々なゲームプラットフォームで用いられることを目的に作られた暗号通貨です。 ゲームの購入や、ゲーム内部での課金、そしてゲーム内での他プレイヤーへの受け渡しが簡単に行えるようになります。
名称 | GameCredits(ゲームクレジット) |
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承認システム | Proof of Work(PoW) |
採掘アルゴリズム | Scrypt |
承認間隔 | 約90秒 |
Difficulty計算式 | Eartcoin |
マイニング報酬 | 25 GAME |
プレマイン | 無し |
発掘上限 | 8400万 GAME |
半減期 | 有り(2017/5/23に実施済み) |
公開日 | 2014/02/14 |
オンラインゲーム業界で用いられることを目的に作られた暗号通貨です。 既にGAMEを用いたゲームの販売、ゲーム内部でのGAMEを用いた課金を実現しています。 「Gamecredits」と名前の似た「Gamecoin」が存在するので間違えないようにしましょう。 公式bitcointalkなどでは「Gamecredits」をGMCと略していることなどもあり、非常に紛らわしいです。
以下のTweetに表示されているようにウォレット内でGAMEを用いてゲームを購入することが可能です。
5 $GAME will get you a copy of Rocket League Collectors Edition in our web wallet! https://t.co/WIZBzmOUR8 #gaming #cryptocurrency pic.twitter.com/vNcJP79Ywb
— GameCredits (@gamecredits) 2017年5月22日
まずユーザーがGAMEを用いるメリットとしては、GAMEのみを用いて様々なゲームで遊べることです。 課金に使わなかった分のGAMEは出金して他のゲームの課金に使うことも出来ますし、新たなゲームの購入に使うこともできます。 それどころか、取引所で換金することさえできるのです。
また一方で開発者側にもGAMEを用いるメリットがあります。 ゲーム開発者は簡単なコードで課金システムをゲーム内に組み込むことができ、ゲームを面白くすることに力を注ぐことが出来ます。 加えて、有名な販売プラットフォームに比べてプラットフォーム側の手数料が少ないので、同じ課金でより多い額を受け取ることが可能です。
上記のようなメリットをもって、オンラインゲームの新たなプラットフォームの座を狙っています。
2017年9月現在、時価総額はおよそ40位、値段は日本円にしておよそ280円とトップ争いからは少し離れた位置にいます。 とはいえ、閉じた分野で使われる通貨としては非常に高い期待をされていると言えるでしょう。
スタートから2015年半ばまではあまり目立った値動きはありませんでしたが、有名ゲームでの採用、ゲームストアの実装などで大きく値を上げました。 更に、MobileGoという暗号通貨のICOに用いられ、これにはGAMEで参加することによるボーナスがあったため更なる価格上昇を引き起こしました。
ニュースに連動した値動きが多いので、投資する場合には公式twitterなどで情報を集めるのが重要かと思います。
投機的な使われ方が多い暗号通貨の中で、GameCreditsは数少ない実際に使える暗号通貨です。 また開発陣が非常に意欲的で、様々なところとの提携や、開発状況の発信を行っています。
e-Sportsのオリンピック入り検討など、更に大きな市場となりつつあるオンラインゲーム業界。 そこに目を付け、既にプラットフォームを構築したGameCreditsはさらなる成長を見せていくのでしょうか。